点検とは?

■点検とは?

太陽光発電所(高圧、低圧、住宅用全て含む。以下割愛)では、電気主任技術者が行う必須の法令点検(高圧のみ)の他
改正FITの中での点検の条件として、数か月に1回程度の任意での点検項目を定めた推奨での点検がございます。

「任意」という事は、法令上の強制ではありませんので、必ず行わなければならないものではありません。
しかし、近年の大型台風による損壊や、電気工作物の不良を見逃して設備損壊により
 設置者(発電所持ち主)に責任が問われる事態が発生しております。

  専門でもないのにどうすれば・・・。
  事前に点検しておければ対処できたのに・・・。
  定期的に各所見回りしておけば気づいたのに・・・。
  でも忙しくてそれどころではない・・・。


以上の事からも、年に数回は電気点検は勿論ですが、雑草の生え具合や太陽光パネルの汚れ、専門業者による目視確認で故障個所の有無を行う事で、大事に至る前に対処ができます。そして報告書作成・保管によりいざという時に非常に役に立ちます。


■巡視点検

 各発電所に合った点検頻度(3~4ヶ月に1回)により、キュービクル(高圧のみ)、
パワーコンディショナー、接続箱等、太陽光パネル、
その他設備を専門スタッフが目視確認をいたします。


 
■電気工作物点検

パワーコンディショナー、接続箱等、太陽光パネルアレイでの開放電圧測定、
接地抵抗測定、絶縁抵抗測定等を行います。


 
■精密点検
 太陽光パネルの発電低下時、専用器具による発電性能劣化診断を行います。
 ドローンによる上空からの画像解析・・・etc

交流分電盤の接地端子にて「接地抵抗測定」
もしもの時の電気の逃げるルートがあるか確認します。
専用器具により、太陽光パネルの劣化箇所を調べます。
ドローンによる上空からの全景撮影。地上ではわからない異変が無いか、
確認します。
ドローンによる上空からの撮影。左写真と同じ個所。熱監視点検をドローンにより劣化状態を確認します。

 


高圧発電所の連系柱。通電中は危険なので、ドローンで外観点検を行います。
左写真の熱監視点検。
気中開閉器(PAS)に異常が無いか確認します。
高圧発電所の連系柱。下からは双眼鏡を使用します。
必要時、通信用集積箱の点検も行います。

 
  • 産業用太陽光発電
  • 住宅用太陽光発電
  • 蓄電池
  • LED照明
  • ITファーム
  • コンデンサー(熱交換器)
  • 水力事業(ビジネスモデル)